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“合コン物語”第四話

ついに目の前の空席に降り立った女子はなんというか“かなりふくよか”で“稲中卓球部に出てそう”なお方でした。
僕は全員そろったのでもう一度乾杯!というタイミングで席替えを画策するというアイデアが瞬時に湧き上がり、
「せっかくだから男女男女で座ろうよ!」
と提案し、半ば強引に席替えに持ち込みました。

僕は疾風のごとくに素知らぬ顔で“俺、たまたまここ座っただけだけど、あれ、そういえば隣にまあまあかわいい子いるね”感を装って今日一かわいい子の隣を勝ち取りました。
その女子は近くで見ると永作博美似のかなり可愛い子でさらに“いつも笑顔”という謙虚さも兼ね揃えていました。
“おいおい俺よ、これはとんでもない良質物件だ。。最悪友達でもいいからなっとくべし!”との遺伝子からの厳命が体の奥底から発せられました。

そして反対となりの男子も確実にこの永作博美を狙っているのは間違いありません。
ていうか参加男子全員この子狙いの可能性も大です。
しかし10代の大学生なんて真面目に正攻法で口説くしかできないであろう。ならば“先手必勝!適当チャラ男攻撃・隙あらばボディタッチ”作戦しかないな。。心の中でそう決断しました。

そんな頭の中であれこれ考えていたその時、なんと永作博美の方から話しかけてきました。
「ピアスいいね!私も開けたいな~」
そうです!僕はド田舎男子校あがりホットドッグプレス育ちのイモくさい大学生のくせにすでにピアスを開けていたのです(開けといてよかった、、涙)。これによっていわゆる“ギャップ効果”を演出できていたのです(当時ピアスつけてるなんてかなりレアメンズだった)。
「あ、これ。なんか適当にね。てか開けてんの忘れてたよ~。え、じゃ俺が今度開けてあげよっか?穴開けるの得意だよ」
鼻高々に嬉しさを抑え切れてないけれど、頑張って適当チャラ男感を醸し出し、そして軽く“エロ”も彷彿とさせるワードも交えてそう答えました(穴開けるの得意だよ、は余計だったかなと反省しましたがこれは僕の生まれ持った“おふざけ心”なので抑えきれませんでした)。
その辺のワードを彼女が気づいたかどうかは定かでなかったですが、ピアスの話を突破口にファッションやらバイトやらサークルやらの話をとにかく“沈黙を作らない”“話すと同時に聞く”を肝に銘じて脇目も振らずしゃべり続けました。
つづく
(これは実話を基に脚色した物語です)

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脱サラして代官山にカフェ開業し、もっと気楽に自由に生きたいと高田馬場に移転。より刺激的で楽しめる次の一手を模索中
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