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“合コン物語”第七話

現況を説明するならば、男子6人いる中の3人は永作博美を取り囲み、自分も永作博美争奪戦に参戦しようとしているので、
実質女1対男4、残りは女5対男2という、親や先生が言ってた『“人間は見た目じゃない”がウソで、“かわいいは正義”がリアル』という真実を白昼の元にさらす結果となっていました(当然ですが)。こうなってくると野生の王国とそんな変わりません。

“しかし困ったな~。永作博美と話したいけど野郎が3人もいるからな。。てか両隣も背後も埋まっている彼女にどうやって話しかけろというんだ。ってか背後に立って話してる奴一番すげーよな。見た目予備校生みたいなのにすげーメンタル強えーよな。”
そんなことをあーだこーだ考え悩み、酔いも回ってテンションマックスなのに一歩も動けない停滞状況となっていました。
そしてそれと同時に隣のザ・フツー女子とチャラチャラ話し続けてたら関係がかなりあったまってて気づいたら、肩とひざの2か所が常に触れているという“あれ。これ、今晩いけんじゃね?”的な状況ができあがっていました。
ホットドッグプレスと適当スピリッツに感謝です。

“ぐぐぐぐ、ヤレるならこの子でいいかな。。でも、でも永作博美がいいよぉぉぉぉ。こんな時はどーしたらいいんだ!?”
利己的な遺伝子が僕を惑わせます。
“この子はとりあえずキープしといて、大本命・永作博美奪還作戦を敢行するか”
そんなザ・若造な最低の思索にふけっていると、ふと永作博美の目の前にポツンとまるで銅像のように座っている、この合コンに遅れて最後に登場したあのかなりふくよかなお方(例えるなら森三中)が一人、割りばしの袋で鶴を折ったり箸置きを作ったり、それはもうものすごぉーーーーくロンリーでさびしそうにしていました。

目の前でかわいい子を取り合って男三人がチヤホヤチヤホヤの口説き合戦を展開してる目の前で箸置きを作っている18歳女子って、、、。
“うおぉぉぉぉーーーなんだこの生き地獄は!!かわいそ過ぎるーー!!人生のトラウマになってしまうぞ!!目の前の男三人には優しさとか気遣いとか申し訳なささとかはないのかオイ!?”
“って待て!!!俺もさびしそうにしている森三中の視界に入る位置で女子と寄り添っていた!!気づかなかったとは言え俺は最低の部類の人間の一員だ、、人のこと全然言えない、、『人にやさしく』なんて言うけど人間なんてしょせん自分のことしか考えない醜い生き物なんだ。。道徳教育ってなんだったんだ。。涙”
“いやいやいやいや!俺は違うぞ!よし!今からでも森三中の隣に座ってディズニーやスイーツやかわいい犬猫の話をしよう!うん、それが一番自分の心がすっきりする。人にやさしくしたいんだ。心の底からそう思えるんだ。これからは人のために生きていきたいなっ。困っている人を助けたいなっ。世界はやっぱり美しいなっ(永作博美とフツー女子は連絡先さえ交換しとけば後で・・・)。”
という考えに至り、僕は笑顔で森三中の隣の席に向かうのであった。
つづく

(これは実話を基に脚色した物語です)

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脱サラして代官山にカフェ開業し、もっと気楽に自由に生きたいと高田馬場に移転。より刺激的で楽しめる次の一手を模索中
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