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その後編2(合コン物語Part2)

メールを送ったのは22時20分。
女子が家にいそうで、且つ寝てもいないだろうという絶妙(個人的見解)な時間帯です。

【メールの返信は早ければ早いほど脈あり】とかいう情報もあり、送信した後も5分、10分と時が刻まれるたびに不安が増幅していきます。気にしないようにテレビを見ていても心は携帯メールの着信音に耳を澄ませてしまいます。
ドラマやCMで流れる着信音にも、そしてそれが自分の着信音とは違う音にも関わらず、過敏に反応してしまいその度がっかりしてしまいます。もはや【人生は死ぬまで暇つぶし】なんてロックな思想はどこかに吹っ飛んでいます。
そんなソワソワな時間を30分程過ごした時にメールの着信音が鳴り響きました!
急いで見てみるとふつー女子からでした。。う~ん、これはこれでそこそこ嬉しいけど、、でもでも大本命・永作博美からではなかったのでがっかりです。その内容は
『楽しかったね!ぜひ今度飲み行こうね(^_^)』

“うむ、まあ可もなく不可もなくなメールだな。ってかこれって俺が送ったのをほぼそのまま返してんじゃねーか!!この手抜き感は、、それとも好きを見破られないための相手の戦略なのか、、ってどっちでもいいな。永作ちゃんからのメールはまだかよぉぉ。とりあえず3人に送ってしまったけれど永作以外は返信もらってもあまりうれしく思えないかもな・・・しかしかわいかったよなぁ。俺はもう永作しか愛せない”
よくあることですが記憶の中の永作博美がどんどん美化されていきます。

そんなことを考えていた所にまた着信音が鳴り響きました!
今度こそ永作ちゃんであってくれーー!!、、、の想いもむなしくメールはギャルからでした。。内容は
『いいねー飲もー飲もー!ってか今も飲んでるから来れば?(笑)』

“うむ、疑問符も入ってるし好感触と言われればそうかもだが、全体的にチャラいな。ってか俺のことなんとも思ってないからこその酔っ払いのおふざけメールじゃねーか!いや、それともこれは手練れギャルの戦略で実は何度もメールを書き直して行き着いた答えがこの何も考えてない風メールだったり。何より飲んでるときに返信するなんてそんな面倒なことをするってことは・・ってこれもどっちでもいいな。あぁぁ永作ちゃん、いったい君は今何をしているの。。。”

ソワソワ不安が止まらないのでコンビニ行って酒を大量に買って来て飲み始めました。
しかし飲んでも飲んでも酔えません。
“一番欲している人から全然返信が来ない、、好感触だったはずなのに。やはり女心は秋の空なのか。ってかそもそも俺のことなんて何とも思ってないのかもな。。俺の若さゆえ未熟さゆえの勘違いだったのか。。ってまさかあのガングロ野郎とあの後に。。やはり女は強引に弱いなのか。。いやいや、もう寝てしまっているかもしれないじゃないか。“ジタバタすると運を喰われるだけだ”と尊敬する雀聖・阿佐田哲也も言っていたじゃないか。大丈夫さ。俺はやる男だ。絶対に連絡は来る!※”

そんなあーだこーだ悶々と考えていた、時計の針はもう0時半を回っているその時に、本日3回目の着信音が!!
“おぉぉ!こ、こ、今度こそついに!!待たせやがってこの野郎ーー!!”
つづく

※この度々出てくる根拠のない僕の自信の源流には、当時よく読んでいて敬愛していた村上龍の名言、【“俺は必ずやれる”という意思と喜び、それを才能という】がある。

(これは実話を基に脚色した物語です)

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脱サラして代官山にカフェ開業し、もっと気楽に自由に生きたいと高田馬場に移転。より刺激的で楽しめる次の一手を模索中
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