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人と違ってナンボ~その後編6(合コン物語Part2)

余裕を持った優雅な日々を過ごし、ついにデート初日の金曜日となりました。
待ち合わせ場所は渋谷の駅近くのアダルティでスモーキーなアイリッシュパブを指定。ハチ公前とかモヤイ像前みたいなホコリ舞うドブ臭くてやかましい野外じゃもちろんダメです。スタバやドトールなんかもダメ。こんなとこで金をケチってる場合じゃありません※。レトロな喫茶店とかはいいかもです。パブとかジャズ喫茶とかで、ギネスビールとかなんならスコッチウイスキーあたりを、人生の苦い経験・甘い経験を肴に飲んでる風にして待つんです。そんな大学生いたらおもしろいだろうなということをやってた部分もあります。もうその辺は実験です。とにかく些細なことから“他者との差別化”をしていこうとしていました。大学生の時は大学生がやりそうなことは極力やらないようにしていました。高校生の時は高校生がやらなそうなこと、中学生の時は中学生がやらなそうなこと、とにかく“人と違ってナンボ”精神で生きてました。自分なんて自分が思ってるほど大した人間じゃないんだ。実際はそこら辺に無数にいるただの庶民の一人なんだ、と。それゆえに“ボーっとしてちゃダメだ!常に攻めねば!”という意識の塊でした。あまのじゃく・中二スピリッツ全開。結果的にその方が楽しい展開になることが多かったからそうしていたのかもしれませんが。。

※ケチらない意識・・・例えここで500円~1000円余分に金使ったからって人生規模ではまったく変化ありません。むしろケチった方が経験値的にもモテ値的にもマイナスです。ケチらない意識、この意識は恋と革命のために生まれた人間にとってかなり大事です。若者の皆さん、粋に金使って経験値とモテ値を上げ、より人生楽しみましょう!

待ち合わせの30分くらい前に到着してカウンターでビールを飲んで待つ・・・とここまですべて予定通りにやってきました。がそこはまだ学生、緊張がなかなかとれません。なのでビールなんてまどろっこしい燃費悪いもの飲んでる場合じゃない!ということでウイスキーに切り替えました(合コンの時と同じ。スタートの合図)。どんな時も酒は僕に力をくれる。。

カティサークあたりのウイスキーをグイグイ飲み、心のマグマを活性化させながら今宵のデートプランをシュミレーションしていたら隣にやたら胸の谷間を強調する服を着た女性(20代後半位)がやってきました。
“なッ、なぜこんなハレンチなけしからん服を来て外に出てるんだ?いったいこのようなお方はどんな仕事をしていて、どんな人生を送ってきたというのだろうか。幼少期に何かトラウマが。。はたまたただのビッチか。。うむ、論より証拠。人生は実験。アダルトレディに軽く話しかけて正解を確かめてみよう。これは決してエロ心ではない。知的好奇心の充足とトークスキルの鍛錬である。僕はプライベートまでなんて向学心の旺盛な学生なのだろう。。”

『ここはよく来るんですか?』
『そうね。この辺に何軒か行きつけあるから適当に回ってるね』
おぉー!意外に気さくにタメ語で返してきた!
『てかその靴すごくかわいいですね』
このフレーズは困ったらこれ!的なもはや定番だな・・
『ありがとう。お兄さんもよく来るの?』
『はい。たまに寄って酔ってます(笑)。はははー』
ここはもうウケなくてもいいんだ!早い段階で強引にでも“ユーモアのある男”というのをアピールしておかねば!!こんなカウンターでの会話なんていつ終わるかわからんからな!な返し
『ふふふ』
『この辺でお仕事されてるんですか?』
『そうね。お兄さんは?』
『僕はこの辺ではないので、この辺のいい店を教えて欲しいです』
『私は決まった店ばかり行っててあまり開拓してないからな~』
『今度その決まった店に連れてってくださーい(笑)』・・・と冗談っぽく軽やかに言おうとしたところにふつー女子の姿が遠くに見えました。。知的好奇心の充足時間終了のゴングです。。『あ、すみません。そろそろ僕行きます。ではまた!』と言って残りのウイスキーを一気に飲み干してふつー女子に見られないようその場を離れました。できれば一杯おごって別れたかった。。次にこのような場面に出くわしたらスタイリッシュにやってみよう!
“しかし、もし今度また彼女に会えたら次は『また会いましたね』と言えるな~(メイビー抱ける※)。ハチ公前とかで待ち合わせにしてたら、この経験は得られなかったわけだし、やはり実験意識は大事だ。おかげですっかり緊張もとれたことだし、ふつー女子と楽しく飲みに行ってこよう!”
『おーいチカちゃーん(ふつー女子)!元気~?』

つづく

※20歳位までの僕は、女子が笑顔で話してくれてたらいつも“これ抱けんじゃね?”とか思ってしまうくらい無知で無謀した・・・

(これは実話を基に脚色した物語です)

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脱サラして代官山にカフェ開業し、もっと気楽に自由に生きたいと高田馬場に移転。より刺激的で楽しめる次の一手を模索中
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