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“ええでねえかー!ビバ人生!”

昨夜は場末の居酒屋で、“気づいたら生まれちゃってたけど明日終わるかもしれない”というこの儚き人生というものを、どう前向きに楽しんでいこうかなどと考えながら一人飲んでいました。
店内はオールおっさんの男祭りであり、唯一の女性は浅黒くて目も鼻も口も顔も大きい巨体のフィリピン人かと思われるおばさん店員だけでした。
接客に来たときもあまり日本語を話せないような不慣れな感じで、日本に来てまだ日が浅い様子でした。

『ええでねえかー!おごったるってー!』
人生の虚無感にどう立ち向かうか、一体どうして僕は生まれてきてしまったのか、、などと更なる思いをめぐらせてセンシティブ満載状態な僕に野獣の慟哭が聞こえてきました。
見るとグリーンの野球帽をかぶったアラ65のおじさんがそのビッグなフィリピンおばさん店員にちょっかいを出していました。
なにかがおかしい!と思ってよくよく見てみるとおじさんには歯がありませんでした。
そしてなぜかおしりと股間の部分が濡れてました。
歯茎しか見えないけれどおそらく最高の笑顔で、言葉もよくわからぬ異国のビッグママおばさんを前のめりでナンパしていました。。
おいおいと思うと同時に、生の凄み・醍醐味みたいなものを感じました。
文字通り牙をもがれた老オスなのに心の牙は誰よりも光り輝いていました。

僕はその勇姿を見ててハッとしました。
彼こそ「大いなる正午(無価値の世界)」に耐えられる人、ニーチェの言う【超人】なのかもしれないと。。
超人とは自分の欲望を認め自分の内なる声に従って強く生きることができる人。
ルサンチマン(みんなのために行動すべきという畜群※たちの声)に惑わされず、孤独に耐え、世間の価値観というしがらみを振り切り、“自分の価値観・自分の基準”でニヒリズムの世界を自由な心で生きていける、そんな気高き戦士なのではないかと。

おじさんを見てて僕は自分の弱さを痛感しました。
僕では他の人が多数見てる店内であんな大胆に声をかけれない、僕では歯がない状況でそのまま放置できず入れ歯をいれてしまう、尻も股間も濡れてるのにその場で酒なんか飲んでられない、そしてあのフィリピンおばさんは抱けない。。すべてが真似のできない神業。。
それと同時に生きる目標が見つかりました。
あのおじさんのように自らを超越し自分の価値観でこの人生をポジティブに楽しみ尽くしてやろうと。
どんな状態になろうともそれらをすべて受け入れて、そして強く生きれる【超人】を目指そうと。
より強く、より高みへ。もっと喜んで、もっと楽しもう。ニーチェ的表現で言うところの“いと高きものへ憧れる超越的な欲望”こそが生なのだから。。

あのような高貴なお方に会えるなんて、本当に本当に場末の居酒屋は素晴らしい。
一言もしゃべってないけれど、その歯のない笑顔でたくさんのことに気づかせてくれた。
これからも足しげく通っていろいろ勉強させてもらおう、そう固く心に誓い店を後にしました。
店を出る時にふと振り返ってみると、そのおじさんがフィリピンビッグママに人目もはばからず歯のない笑顔で抱きついていました。。
う~むロック!!ビバ人生!!

※畜群・・・ただ“そう思わされているだけ”である与えられた価値観を、疑うことも否定することもなく無批判に生きて、家畜のように群れて生きる人々のこと。

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Author:ZASSI CAFE OWNER
脱サラして代官山にカフェ開業し、もっと気楽に自由に生きたいと高田馬場に移転。より刺激的で楽しめる次の一手を模索中
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