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タランティーノやキューブリックももちろんいいけど最初にブン殴られたのはセルジオ・レオーネ

「トレインスポッティング」とか「パルプフィクション」とか「カッコーの巣の上で」とか「博士の異常な愛情」とか、
好きな映画を聞かれるとすぐその辺の名前を出してしまいますが、
本当にしびれたというか僕の人生・生き様に衝撃を与えたのは、父親の影響で10代で見ていた西部劇、しいて作品で上げるなら「夕陽のガンマン」であるのは間違いないです。

いろいろ素敵というかロックというかクールなところはあるのですが、少年ながら一番衝撃を受けて「ええええーー!」ってなったのが、西部劇って殺し合いなのにルールにのっとるんですよね。
簡単に言うと「位置について!よーい、ドン!」ってな感じで“早撃ち”を競って負けた方が死ぬわけなんです。
人の生き死にがもはやゲーム感覚なんです。
普通は死がかかってるんだからズルをしてでも何としても勝ちたいじゃないですか。
位置について~くらいで撃っちゃえば簡単に殺せるわけなんですよ。
死ななくて済むわけです。
それを殺し屋たちが「位置について~よーいドン!」なんて、運動会の徒競走みたいにきっちり守ってやってるじゃないですか!
片目眼帯の極悪顔した殺し屋たちがそこだけは守るわけなんです。
要は相手の命というより“早撃ち”で勝ちたい!という少年の心なんです。
それを極めてシンプルな世界観で描いているのが西部劇なのです。
「そりゃ命も金も欲しいけどさ、そのうち死んじゃう一度きりの人生、もっと刺さるやつあんじゃん!」ってやつです。

それでハッ!としたんです。
これってすげーいいな!なんかすげーかっこいい世界だぞ!と
そうか!男の負けは“死”じゃないのか!と。。
俺はまだまだ常識にとらわれているじゃねーか。。思い知らされました。
誇りというか美学を失うこと、もうそれこそが負けなわけなんです。
ズルして勝っても、男として、人間としては無様な負けであり、たとえみじめに生きながらえても誇りを失った男はもう死んでるのと一緒なのです。
逆に美学を貫いたならば、“ボロは着てても心は錦”な気分で、自己満足たっぷり晴れ晴れしく生きれるわけです。
“たとえ死したとしても誇りを守る”みたいな美学がそこにはあるのだと教えられました。
男は誇りというか美学を失ったらもう生きていけない、というか生きててもただの薄汚いみじめなウンコ野郎なんだと。
薄汚いみじめなウンコ野郎にだけは絶対なるまい!!と横っ面ぶん殴られました。
関係ないですがその後、“長く生きるのが幸せなのか”という哲学的命題に悩んだりもしました。。

とにもかくにも10代の童貞時代に西部劇を見たおかげで、“自分の美学をつらぬこう!ロックに生きよう!”などという“中二病”はかなり加速してしまいましたが、、
クリント・イーストウッドやリー・ヴァン・クリーフのように、美学を貫きつつ、自由気ままに、そして何よりおちゃめ心を持って“かっこよく”生きていきたいと、西部劇の影響(それだけではないですが)で、固く心に誓った(誓ってしまった)くらいに影響を受けました。
興味がわいた方は、もはや古臭い映画かもですが、ぜひ一度見て見てみてください。
女性もぜひ!です。
西部劇の良さについてはまだまだあるのでまた別の機会に書きたいと思います。

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脱サラして代官山にカフェ開業し、もっと気楽に自由に生きたいと高田馬場に移転。より刺激的で楽しめる次の一手を模索中
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